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2014.03.08
セルロースファイバーの特徴
なんだか良さげな断熱材みたいだけど、
一体、どんなモノなの??
そう思われる方も多いと思いますので、
ここで簡単なセルロースファイバーの特徴を書いてみます。
断熱性能に優れているのはもちろん!
綿状の材料を圧力をかけて吹き込むので、
どんな場所にもすき間なく、しかも高密度で充填出来ます!
その密度は・・・
一般的に使われるグラスウールの約3倍以上の、
60~70kg/m3となっています。(壁の場合)
でも、優れているのはそれだけではないんです!
と言うよりも、
むしろその他の特徴が他の断熱材との大きな違いかもしれません!
違い、その1
木質系繊維ならではの湿度調整機能に優れている
違い、その2
原材料は新聞紙なので、エコと安全性に優れている
新聞紙なのに燃えにくく(難燃3級)、しかも火災による有毒ガスの発生はありません。
違い、その3
新聞紙に添加されているホウ酸の働きによる防虫効果かある。
様々な断熱材には優れた断熱性能を持つものは数多くありますが、
湿気を吸ってしまったり、その湿気を吐き出せないもの(グラスウールなど)であったり、
木材の湿度調整機能を妨げてしまうのも(発砲ウレタン吹付けやスタイロフォーム)であったり・・・
断熱には優れていても、
木造住宅がずーっと長持ちして快適に住めるために一番重要な、木材が絶えず乾燥した状態を保つことを考えると疑問符が付いてしまうものが大半です。
羊毛などは優れた断熱材ではありますが、価格の問題や施工性ではなかなか厳しいです。。。
セルロースファイバーはこれらの問題点をクリアした、
断熱性・調湿機能、そして防虫・難燃性・・・
それを全て兼ね揃えた断熱材です。
コメント
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